
躯体床と居室床の絶縁。SINCAの革新的な構造は、遮音性能を高めながら建設工事費の削減というテーマを深く追求した独自の構造です。同じ正梁でありながら在来工法と比較して、大きな違いが出るのが、スラブ厚を飛躍的に薄くできるということ。その結果、コンクリート重量の大幅な軽減、ひいては躯体コストを下げるというメリットを、一般の在来工法では考えられないレベルで実現します。SI住宅への対応はもちろん、その数々の利点はあらゆる面で画期的なものです。

躯体と床構造体を絶縁することで、各種設備機器をはじめ家具調度品はビーム上(浮床上部)に設置されるため、スラブヘの負荷を大幅軽減。居室の積載荷重は実質梁にのみかかるため、スラブ厚は日本建築学会最低基準の120mm以上の135mmの確保で十分となります。これは、集合住宅の遮音性能を高める手段としてスラブ厚を増す考え方が一般的な中、全く逆の発想。住宅金融公庫が遮音性能の観点から指導している最低基準200mmより65mmも薄く施工することができます。よってコンクリート量を大幅に低減。同時に、鉄筋数量の減少および加工手間の省略など躯体総重量の低減化と躯体工事費のコストダウンが図れ、躯体の解体時にもコンクリート廃棄物量が大幅に低減します。
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