ビームを凸状に撓曲させ、床にかかる荷重による撓み変形をできるだけ低減。ビーム両端部にサポート部材を取り付け、打増部に押しあてることにより、さらに床への振動障害防止を可能にしました。
フリー状態でのビームは、その自重により下向きに凹状に撓み、中央部においては最も大きくなる。さらに重量物の床への荷重を受けた時、撓み量が一層大きくなり床板の変形を増大させ、振動障害が無視できないくらい大きくなるという弊害が発生する。
fig.1の自重によるビームの撓みを解消する方法として、上向きへの曲げモーメントを付与することが考えられる。そのためにはビーム両端にAの様にサポート部材を打増部側面に押しあてた状態で取り付ける。結果、ビームは水平に修正された状態でフローティング支持することができ、床板は高度な遮音性能を確保しながら床荷重に強く、撓み変形も低減、床の振動障害の発生も防止することができる。
部屋によりピアノ、ウォーターベッド、ユニットバスなどの重量物の荷重を支える場合、サポート部材の打増部側面への押しあて部を調節することにより曲げモーメントを増大。ビームをさらに上方へ撓ませ、床板に大荷重が作用しても下方への撓みを最小限に抑えることが可能。よって床の振動障害が発生する心配がない。